内科
概要

当院の内科の特長は、プライマリーケア(内科総合診療:循環器、呼吸器、消化器・肝臓、糖尿病・内分泌、神経、血液・感染など)の実施とかかりつけ医としての慢性疾患の継続加療にあります。
プライマリーケアとは、広義で病気の初期診療、第一次医療のことを言います。
発熱・頭痛・胸痛・腹痛・下痢・咳等の初期症状に対する診断加療、健康診断等で異常が見つかった際の診療を行います。
そしてかかりつけ医として、高血圧症・糖尿病・喘息・慢性肺疾患、脳梗塞後遺症・肝臓病・胃潰瘍などの慢性疾患に対する継続加療につきまして、臓器別の診療ではなく、全人的な医療を誠心誠意ご提供いたします。
もちろん、当院で診療の結果、高度そして専門的な医療の治療が必要な場合は、専門科あるいは中核病院への速やかな紹介も行っております。
当院で扱っている検査
一般検査
- 血液・尿検査、心電図検査、X線撮影
- 24時間心電図検査(ホルター心電図)
- 呼吸機能検査(簡易)
- 動脈硬化検査(ポリグラフ検査)
- 脳波検査
- 骨髄穿刺検査
特殊検査
- X線造影検査(バリウムによる胃、大腸検査)
※基本的に予約検査となります。 - X線CT検査(MDCT:マルチスライスCT)
※受診当日に迅速に検査を受けることができます。(一部対応のできない場合もございます。) - 超音波検査(心臓・腹部・頸動脈)
※基本的には予約検査ですが、至急検査の必要性がある場合は、当日対応も可能な場合もございます。 - 上部内視鏡検査(胃カメラ)
※平成23年度より、経口または経鼻内視鏡を患者様のご希望により、選ぶことのできる体制を整えております。
※基本的に予約検査ですが、至急検査の必要性がある場合は、当日対応も可能な場合もございます。 - 下部内視鏡検査(大腸カメラ)
※基本的には予約検査となります。
当院で扱っているやや特殊な一般内科疾患の例
糖尿病のインスリン治療
外来でのインスリン療法や、インスリン導入のための入院加療をおこなっております。また、栄養指導などの生活指導や、自己血糖測定などの指導にも力を入れております。
慢性閉塞性肺疾患の在宅酸素療法
比較的病勢の安定している慢性閉塞性肺疾患の在宅酸素療法を行っております。
甲状腺機能亢進症(バセドウ氏病)/低下症の薬物療法
ただし、放射線ヨード療法や手術療法が必要な場合は、他病院にご紹介することとなります。
血液疾患の診断
血液検査や骨髄穿刺検査を行って診断いたします。白血病など抗がん剤治療の必要性があった場合、大学病院など血液内科へのご紹介をしております。
当院内科で診療可能な専門性疾患
当院の専門外来以外で、一般内科でも扱っている専門性疾患です。
詳細は受付にお問い合わせください。
肝臓・胆嚢・膵臓疾患
肝臓は「沈黙の臓器」といわれるように、病気が進行しても症状の表れにくい臓器です。従って、患者様の自己診断によって通院や定期検査を怠り、思わず痛い目に遭われる方もいらっしゃいます。一般的な肝臓病は、簡単な血液検査や腹部超音波検査(エコー検査)などで、正確な診断を下すことができます。
特に、健康診断などで異常を指摘された方、肝臓病が気になる方、昔肝臓病を指摘されていたが定期検査を受けられていない方などは、お気軽にご相談ください。
①肝臓疾患 | 各種肝臓疾患の診断・加療 ウイルス性肝炎(B型・C型など) 自己免疫性肝炎・原発性胆汁性肝硬変などの特殊な肝疾患、 アルコール性肝障害 肝硬変症 肝臓腫瘍全般 ※特にB型肝炎のインターフェロンや核酸アナログ製剤による治療、C型肝炎に対するインターフェロン療法(公費助成制度にも対応)しております。 ※診断が困難な場合には、安全で簡単に行える超音波診断装置を用いた肝生検検査(エコー下肝生検)も実施しております(一泊二日の入院にて)。 |
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②胆嚢疾患 | 胆石症・胆嚢炎・胆嚢腫瘍(ポリープなど)などの診断・加療 |
③膵臓疾患 | 慢性膵炎の診断・加療 膵臓腫瘍全般の診断 |
上部消化管疾患
"胃が痛い""胃の調子が悪い""胃が気持ち悪い"といった症状(上腹部症状)は、誰でも一度は経験されていることと思われます。もちろん、内視鏡検査などで診断することは大切ですが、そのような症状が出現しても、必ずしも"胃の病気"であるとは限りません。
当院では、いろいろな病気の可能性を考えて、状態に合わせた検査や治療を行ってまいります。
①食道疾患 | 食道癌の診断や、最近話題の逆流性食道炎の診断・加療を行っております。 |
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②胃十二指腸疾患 |
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